注目ニュース
24年、対ベトナム海外直接投資(FDI)額は前年比3%減となる一方、実行額は9.4%増で史上最高。うち、半導体分野への投資プロジェクトは174件ある。
国際協力機構JICAは、ベトナムをはじめとする多くの開発途上国において、産業振興や人材育成を目的とした技術支援を行っています。JICAの技術移転プロジェクトは、単なる資金援助に留まらず、持続可能な発展を可能にするための人的リソースや管理能力の育成にも重点を置いており、これまでに多くの国で成功を収めてきました。ベトナムにおいても、工業化の進展と産業発展に大きく貢献しています。
製造業ニュース
すべて見るチャン・ホン・ハー(Trần Hồng Hà)副首相はこのほど、ハイフォン市バオ(Vĩ Bảo)区のヴィンクアン(Vinh Quang)工業団地(フェーズ1)の建設・インフラ事業プロジェクトの投資方針を承認する決定第29/QĐ-TTg号に署名した。
ビジネスニュース
すべて見る24年、対ベトナム海外直接投資(FDI)額は前年比3%減となる一方、実行額は9.4%増で史上最高。うち、半導体分野への投資プロジェクトは174件ある。
企業紹介
すべて見るドイツが国を挙げてICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を活用した新たなモノづくり革新プロジェクトとして推進する「インダストリー4.0」が提唱されて以降、世界中の製造業でスマートファクトリー化への取組が加速している。デジタル化や自動化をはじめとするスマートファクトリー化への投資は活発であり、今後はさらに加速すると見られている。
専門家コラム
すべて見るお悩み:ホーチミンシティで住んでいる留学生です。先日、ビンズン(Bình Dương)省に住んでいるベトナム人の友達に会いに行ってきました。そのときに使ったのが路線バス。エミダス博士に私の体験談を聞いてもらいたくてお便りしました。(某大学ベトナム語科3年生・男子)
ベトナムでは、機械や電子機器、部品製造などの加工製造業において高技能労働者への需要が高まる中、労働市場における需要と供給のマッチングが喫緊の課題となっている。本稿では人材確保・育成・定着に向けた取り組みについて紹介する。
市場調査
すべて見る工業製品の大量生産を可能とする産業の生みの親「金型」。高度成長期の日本のみならず、ベトナム経済の今を支え続ける根底にもそれは存在し続けている。その結果もあって、2024年第1四半期(4~6月期)の実質GDP成長率は前年同期比6.93%増までに回復。前年実績の5.87%増ばかりか市場予想の6.00%増をも上回った。製造業に絞り込めば10.04%増と前年の7.21%増から一段と加速。政府の通年目標である6.0~6.5%増を上回るのはほぼ確実だ。ところが、である。ご存じだろうか。このような状況下においても、ベトナムの金型産業が今なお不十分・未成熟であるということを。その多くが中国ほか海外から持ち込まれているという実態を――。
*本稿を作成するにあたり、日新電機ベトナム有限会社様、Yoshimura Kogyo Vietnam Co., Ltd様、Long Giang Mechanical Electrical JSC様、Vietnam Japan Industrial Development and Manufacturing JSC (INDEMA)様、Trumpf Vietnam CO., LTD様よりご協力をいただきました。
表面処理(めっき、塗装、研磨等)、熱処理は金属加工品の重要な工程で、さらに一部の製品に対し、耐久性や耐食性を高めるために不可欠な工程だと言われている。今回はベトナムにおける熱処理・表面処理について詳しく調べていく。