統計総局が1月6日に発表したデータによると、2024年の鉱工業生産指数(IIP)は前年比8.4%上昇した。

うち、製造・加工部門は9.6%増で、全体の成長に8.4%ポイント寄与した。電力生産・配電部門は9.5%増加し、0.8%ポイント寄与した。給水・廃棄物管理・廃水処理部門は10.7%増で、0.2%ポイント寄与した。しかし、鉱業部門は6.5%減少し、全体の成長率を1.0ポイント低下させた。
IIPは60省・市で成長を記録したが、3つの省では減少した。製造・加工部門では、フート省が44.7%と最も高い伸びを示し、ライチャウ省35.8%、バクザン省28.2%、タインホア省19.6%、トラビン省7.5%、ディエンビエン省5.7%と続く。電力生産・配電部門では、カインホア省が135.7%増と顕著な伸びを示し、次いでトラビン省が50.2%増、ディエンビエン省49.5%増、カオバン省47.7%増、ソンラ省32.3%増、ライチャウ省32.0%増、タインホア省15.6%増と続く。
2024年には一部の主要工業製品が前年比で著しい伸びを示した。自動車が27.0%増でトップ、次いで棒鋼・アングルが18.7%増、テレビが18.6%増、天然繊維で織られた織物と砂糖がともに16.7%増となった。そのほか、石油(14.0%)、圧延鋼材(13.8%)、NPK肥料(11.0%)、粉ミルク(10.9%)などの増加が目立った。
逆に減少した工業製品もある。最も減少したのは天然ガス(ガス状)で15.4%、次いで液化石油ガス(LPG)12.5%、原油5.8%、クリーンコール5.6%、携帯電話4.2%、ビール1.0%であった。