台湾の華孚科技(ワッファー・テクノロジー)はベトナム北部ハイズオン省に自動車部品の製造工場を建設計画中。投資総額が約76億円に。
新工場は自動車のスペアパーツや付属品の製造および機械設備の修理を行う。投資総額が1兆2500億ドン(約76億円)に達する。操業開始後、毎年アメリカ・ヨーロッパ市場に1000万個の製品を輸出する見込みだ。
台湾に本社を位置するワッファーは非鉄金属の製造・加工分野で事業を展開している。2022年12月32日時点、同社の総資産は60億8400万台湾ドル(約1億8800万米ドル)に達する。
これに先立ち、中国の博威グループ(BOWAY)もハイズオン省への投資を発表した。同社は2兆8200億ドン(約171億5800万円)を投じて、面積20ヘクタールの用地に太陽光パネルの工場を建設する予定だ。全ての製品は米・ヨーロッパ諸国に輸出される。
博威グループは新素材・新エネルギー産業を手掛けており、中国、ドイツ、カナダで複数の生産拠点を構えている。ベトナムでは、北部バクザン省に生産拠点4カ所を稼働させている。
2月、他の台湾メーカーである有德機器(NeoSCM)は同省「An Phat I工業団地」にディスクブレーキ工場の建設計画を発表した。投資総額5000万ドルで、2024年末から操業開始し、約600人の労働者を雇用する見込みだ。
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