製造業ニュース 2024年12月31日09:36

台湾ライトン、北部クアンニン省で新工場開設 11月に稼働開始

台湾の電子部品大手LITEON(ライトン)は25年第1四半期に北部クアンニン省で総額6億9000万ドルの新工場を着工する計画だ。

台湾ライトン、北部クアンニン省で新工場開設 11月に稼働開始

エレクトロニクスメーカーの台湾ライトンは、2025年第1四半期に北部クアンニン省で新工場を着工する計画を発表した。当工場はAMATAハロン工業団地(=ソンコアイ工業団地)に立地し、敷地面積が約30ヘクタールだ。投資総額は6億9000万ドルに達する。パソコンやカメラの部品、ワイヤレス接続デバイス、電子コンバーター、充電装置、電子機器など幅広い製品を生産する。

工場建設は三期に分けて進められる。第一期は25年11月から稼働開始し、年間生産能力が6400万台に達する。2028年までに第二期を稼働させ、年間生産能力を9500万台に引き上げる。2030年までに第三期が完了し、年間約1億2400万製品を生産できる見込みだ。

ライトンは1975年に設立され、台湾で最初の上場エレクトロニクス企業となる。車載エレクトロニクスや光電子半導体、情報通信など複数の分野で活用される製品を提供する。2018年にベトナムに進出し、北部ハイフォン市VSIP工業団地で工場を建設した。

Nhà đầu tư / Translator: Thùy Trang
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