なかでもDISOCOはベトナム鋳造業界の第一人者とも言えるだろう。同社の主要製品は質の高い工業用各種鋳鉄部品である。現在、DISOCOはホンダ、東芝、住友、JUKI、ミカサといった多くの日本メーカーのティア1サプライヤーとして活動している。200人のエンジニアを含む優秀なチーム、ISO 9001・IATF 16949・ISO 50001・ISO 14001の基準に従って構築された厳格な総合品質管理システム、同期的な設備を備える一貫生産ラインは、DISOCOの差別化を図る上で、また日本顧客からの信頼を生むための代表的な“中核”である。

生産能力の向上、生産効率と品質の改善を図るため、DISOCOは2020年頭に日本の最新技術を使った新しい2つのラインを導入した。1つは日本の新東工業株式会社のFCMXシリーズの自動生砂鋳造ライン。そしてもう1つは太洋マシナリーのロストフォーム鋳造ラインで、谷口化成工業所（Taniguchi Vietnam Co.,Ltd）の発泡スチロール型を使用する。この投資によりDISOCOの生産能力は飛躍的に向上し、工場の設計生産能力は年間2万トン以上に拡大した。ただし、さまざまな規格のラインがあるため、小ロットから大量生産まで柔軟な対応も可能だ。また、DISOCOは必要に応じてさらなる投資拡大も検討する構えだ。

これらの設備投資に注力するとともに継続的な改善を行うことで、DISOCOは品質の安定化を図ってきた。新しいラインで生産される鋳造品は外観が良く、精度が高い。一部の部品はCNC加工が不要なほどの精度に仕上がっている。生産時間と不良率も大幅に改善され、DISOCOは日本の厳しい品質要求に応えることができるようになった。“品質・価格・納期”という3つの主要要素を重視するだけでなく、顧客の現状、希望をヒアリングした上で適切なコンサルティングを行うことで、顧客満足度を上げる取り組みをしている。DISOCOはすべての製品を納品後もフォローアップし、Win-Winの精神に基づいて顧客との末永い発展を目指している。

ここ3年間の新型コロナや世界的な経済・政治不安の影響にもかかわらず、多様な生産体制と市場変動に対する適応力のおかげで、DISOCOは安定した活動を続けることができた。しかし、成果に満足することなく、DISOCOは自動化やインダストリー4.0などの新しいテクノロジーの研究と導入を続け、確固たる地位を築くとともに新しい市場と顧客の開拓を目指している。世界中の多くの顧客から信頼されて発注を受けていることは、まさにDISOCOの実力の証明であり、さらなる高みを目指す動機でもある。DISOCOはこれからもベトナムの鋳造加工の先駆者であり続ける。

SONG CONG DIESEL LIMITED COMPANY

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Website: http://disoco.com.vn / Email: minh.hoangvan@disoco.com.vn

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