製造業ニュース 2024年01月05日20:17

ベトナム加工・製造業の動向:2023年第4四半期はプラスシフト、2024年第1四半期は安定の予測

ベトナム統計総局はこのほど、2023年第4四半期の加工・製造業の動向に関する調査結果を発表した。調査結果によると、2023年第3四半期と比較して生産・経営状況が改善したと回答した企業は31.7%だ。また、37.9%の企業が生産・経営状況は安定していると考えている一方、30.4%の企業が課題に直面している。

ベトナム加工・製造業の動向:2023年第4四半期はプラスシフト、2024年第1四半期は安定の予測

これは、30.1%の企業が生産・経営状況の改善を、37.5%の企業が安定を、32.4%の企業が困難に直面していると回答した2023年第3四半期からの前向きなシフトを示している。2024年第1四半期に向け、企業の31.6%が生産・経営状況の改善を見込んでおり、40%が生産・経営状況の安定を、28.4%が状況の悪化を予想している。

特に非国営企業が最も楽観的で、72.3%が2024年第1四半期の生産・経営状況を2023年第4四半期と比較して改善すると予測している。一方、外資系企業は71%、国営企業は66.8%である。

本調査では、2023年第4四半期の加工・製造企業の生産・経営状況にマイナスの影響を与える要因がいくつか指摘されている。市場需要の低下、国内製品の低い競争力、国際市場の需要低迷、財政難、高金利、労働力確保の課題などである。

生産量については、32.7%の企業が2023年第4四半期は第3四半期より増加したと回答したが、36.8%は横ばい、30.5%は減少したと回答した。2024年第1四半期については、30.5%が増加、42.4%が安定、27.1%が減少を予想している。

受注に関しては、29.2%の企業が2023年第4四半期の受注量は第3四半期より増加し、39.7%が安定、31.1%が減少と回答した。2024年第1四半期については、29.3%が受注の増加を、43.4%が安定を、27.3%が減少を予想している。

輸出受注については、22.4%の企業が2023年第4四半期は第3四半期より増加したと回答した一方、45%が安定、32.6%が減少と回答した。2024年第1四半期については、24.6%が増加、46.8%が安定、28.6%が減少を予想している。

CafeF / Translator: Hoang Giang
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