17日、多摩川精機傘下の多摩川ベトナム社は北部クアンニン省ソンコアイ工業団地に新工場の起工式を開催した。
多摩川ベトナムの工場建設プロジェクトは2023年11月に投資証明書を授与された。
当工場は電気自動車(EV)向けの角度センサーの製造に特化する。クアンニン省ソンコアイ工業団地(=アマタシティ・ハロン工業団地)に位置し、敷地面積が約6.26ヘクタールで、投資総額が3500万ドルに達する。2025年第二四半期から稼働開始し、年間生産能力が1449万台となる見込みだ。
ソンコアイ工業団地はタイ最大の工業団地開発会社であるアマタ社によって投資されている。これまで、投資家10社による18件の投資プロジェクトを誘致してきた。2024年中に、中国フォックスコンやスウェーデンのAutolivをはじめ、工場7カ所が操業開始する計画だ。
クアンニン省は2024年1~4月期において、7億3350万ドルの海外直接投資(FDI)を誘致し、63省で5位にある。