韓国半導体大手のハナマイクロンは顧客の要求に対応するため脱中国を進めている。2025年までベトナムに9億3000万ドル投資する計画だ。
韓国半導体大メーカーのハナ・ミクロンは、中国からの生産移転という顧客の要望に沿い、ベトナムに1兆3000億ウォン(約9億3050万ドル)を投資し半導体パッケージング事業を強化する計画だ。
欧米の貿易摩擦の影響により中国離れが加速している中、半導体メーカーはベトナムで事業拡大を継続している。21年11月、半導体大手のアムコー(Amkor)は5億3000万ドルを投じ北部バクニン省で工場の第1フェーズを開設し、24年7月に第2フェーズの投資額10億7000万ドルを発表した。
ハナマイクロンは2001年から半導体事業を手掛け、当初はサムスンやSKハイニックス等大手企業向けOEM品の製造を行っていた。2006年、米国で法人を設立し、グローバル化を実施。現在、韓国・米国・ベトナム・ブラジルの4か国で事業を展開している。
ベトナムは同社のグローバル事業戦略において、ますます重要な役割を果たしている。北部バクザン工場は9月に建設完了し、稼働開始した。今後の追加投資で、約4000人に新規雇用機会を創出する。年間売上高は4億ドルに達すると予測されている。