ハイフォン市は韓国投資家による投資プロジェクト8件に投資証明書を授与。同会議にて、サムスンエンジニアリングと地元サオドは協力覚書に調印。
過去3年で、財閥SKやサムスンから民間最大の鉄鋼メーカー・ポスコまで、韓国系企業はハイフォン市で20件の投資プロジェクトを実施し、投資総額が30億ドルを超えた。これまで、韓国系企業は同市で100件以上の投資案件を展開している。投資総額は合計120億ドルに達し、同市の誘致できたFDI金額の40%も占め、韓国系企業の対ベトナムFDIの約14%となる。
韓国企業との投資促進会議にて、ハイフォン経済区管理委員会は韓国企業8社に投資証明書を授与した。
・シリコン材料・先端材料メーカーのINNOX ECOM社は1000万ドルの追加投資を行う
・マザーボードパネル(メインPCB)やディスプレイPCBの製造を手掛けるSeyoung社は3500万ドルの追加投資を行う
・自動車照明ソリューションに特化するDHライティング社は5580万ドルを増資
・家電製品メーカーのHKTエレクトロニクス社は7350万ドルの追加投資を行う
・樹脂ペレットを生産するKyungnamケミカル社は7200万ドルを増資
・建設会社Youngjin E&Cは5100万ドルを追加投資
・部品メーカーのHanmiflexible社は1000万ドルを追加投資
・塗料・コーティング・接着剤メーカーのHansung P.T.C社は6000万ドルを増資
また、同会議にて、ベトナムの工業団地大手サオドグループはサムスン・エンジニアリングと協力覚書に調印した。