18日、中国電気自動車(EV)大手のBYDは3種のEVモデルをベトナムで正式に発売した。
EV大手のBYD(比亜迪)は「Dolphin GLX」、「Atto」、「Seal」を含む、3種のEVモデルをベトナムで発売した。
ハッチバックの「Dolphin GLX」はフル充電で405km走行可能だ。急速充電が搭載され、30%程度の残量であれば30分の充電で80%近くに達する。0-50km加速に要する時間は3.9秒だ。
SUVの「Atto」はフル充電で480km走行可能だ。「Dolphin」モデルと同様に、急速充電が搭載され、30%程度の残量であれば30分の充電で80%近くに達する。これはタイ市場における最も人気の高いEVモデルとなる。
セダンの「Seal」モデルはフル充電で520km走行可能だ。0-100km加速に要する時間は3.8秒となる。
BYDベトナムのCEOであるボ・ミン・ルク氏は、「今回ベトナム市場に導入した3種のEVモデルは、ガラスとタイヤ以外、全ての部品が弊社の製造したものです。コスト最適化によって、高品質な製品を手頃な価格で顧客に提供しております。」と述べた。
現在、ベトナムにディーラー36店を開設している。24年12月までに50店、25年までにに70店、26年までに100店を開設することを目指している。ベトナムに充電ステーションを建設する計画のない同社は、自宅に駐車スペースのある顧客に専用充電器を無料で提供・設置する。また、AutelやGGチャージ、Rabbit EVC、SolarEV、Starチャージ等と提携し、充電サービスを提供する計画だ。