ベトナムEVメーカーであるビンファストはこのほど、ガーナの大手財閥であるJospong Group of Companies(以下、Jospong Group)と、ガーナ市場および西アフリカ地域における電気自動車の販売に関する合意に調印した。
この合意により、Jospong Groupはビンファストの電気自動車、電気バイク、電気自転車、電気バスをガーナ市場、そして西アフリカ全般で販売することになる。Jospong Groupはまた、同地域における電気自動車の開発を促進するため、公共充電インフラを配備する予定。
車両販売合意に加え、ベトナム最大級のコングロマリットでビンファストの親会社であるビングループ、優先的パートナーシップを確立するためにJospong Groupと覚書(MoU)を締結した。同覚書によると、両者は電気自動車、タクシー、公共交通、教育、ホスピタリティ、不動産開発などの重要な分野におけるビジネス協力の機会に向けて積極的に取り組んでいく。
Jospong Groupは現在、西アフリカ最大のコングロマリットの1つで、アフリカとアジアの国々で14部門にまたがる事業を展開し、60の子会社を有している。主要部門には、自動車事業、廃棄物管理、情報技術、銀行などがある。