中国プロジェクター市場でトップのシェアを誇るXGIMI社（成都极米科技＝ジミーテクノロジー）は18日、北部ナムディン省ミートゥアン工業団地で新工場の第1フェーズを着工した。

当工場への投資総額は1300万ドルで、敷地面積が56,694平方メートルとなる。2026年第2四半期に製造装置の設置や試験稼働を行い、第3四半期から正式稼働する見込みだ。年間生産能力が40万台に達する。

2013年に設立されたXGIMI社はスマートプロジェクターやレーザーテレビの設計・製造に特化する。21年3月、中国上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」に新規上場した。中国国内のプロジェクター市場で最大の市場シェアを保持しながら、海外100か国以上に事業を拡大している。世界中で約5000の代理店・小売店を展開している。