ビジネスニュース 2024年11月26日12:41

ビンG、ロボット開発事業に参入 新法人VinRoboticsを設立

ベトナム最大の複合企業のビンGはロボット開発事業に特化した子会社VinRoboticsを設立した。当初の資本金は1兆ドン(約4000万ドル)だ。

ビンG、ロボット開発事業に参入 新法人VinRoboticsを設立

自動化や産業用ロボット産業が高度に発達している中、ベトナム最大の複合企業のビングループは子会社「VinRobotics」を設立し、ロボット開発事業に参入すると発表した。当初の資本金は1兆ドン(約4000万ドル)となる。

ビンGはVinRoboticsの株式51%を保有し、ビンGの取締役会長ファム・ニャット・ブオン氏と息子2名はそれぞれ39%、5%、5%を保有している。

VinRoboticsは自動化・産業用ロボット・人工知能(AI)に関わる研究開発、技術移転に取り組む。生産最適化と作業効率向上に向け、インテリジェント・ロボットの製造、現場導入を促進することや専用アプリの開発を実施する。当社グループ傘下子会社のみならず、主要な経済・産業分野で活躍しているグループ外の会社にも製品・サービスを提供する。

24年1~9月期、ビンGは126兆9160億ドンの売上高、4兆690億ドンの純利益を記録し、前年同期の約2.6倍となる。9月30日時点、同グループの総資産は791兆4740億ドンに達し、23年末時点に比べ18.5%増加している。11月20日末時点での時価総額は約61億ドルとなる。

Công thương / Translator: Thùy Trang
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