風力タービンタワーメーカーの韓国CSウィンドは、ベトナム南部ロンアン省に総額2億ドルの風力発電設備工場を建設する。
韓国の風力タービンタワーメーカーのCSウィンドは2億ドルを投じ、南部ロンアン省ドン・ナム・ア工業団地で風力発電設備工場を建設する計画だ。10日、ドン・ナム・ア工業団地運営会社のドンタム社と土地の賃貸契約を締結した。
新工場は敷地面積が50ヘクタールに達し、現時点では世界最大の風力発電設備工場となる。2026年に着工される見込みだ。
同工場は陸上・洋上風力タービン・タワー以外に、杭やトランジション装置などの洋上風力発電製品を生産し、世界市場に提供する。特に、1基あたり500〜4000トンの特大・重量オーバーの装置を供給する。
CSウインドは1984年に設立された。2003年にベトナムに進出し、2014年に南部バリアブンタウ省に敷地面積5000平方メートルの工場を建設した。ベトナム、米国、デンマークを含む、8カ国で生産拠点を構えている。デンマークのヴェスタス社やドイツのシーメンス、米国のGEなど、世界中の風力エンジニアリング企業に13,000基以上の風力タワーを供給してきた世界有数の風力タワーメーカーだ。