国防省傘下の携帯通信大手ベトテル社は26日、スペイン・バルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレス(MWC 2024)のオープニング・セッションで、5GチップセットとAIヒューマン「Vi An」を正式に発表した。
従って、MWC 2024でベトテル社は、同社のエンジニアによって完全に設計された5G DFEチップを発表した。ベトテルの5G DFEチップは毎秒1000兆回の計算が可能で、モバイル通信のプロトコルを開発する団体である3GPPが定めた5Gの共通規格を満たしており、世界の半導体企業トップ10の5Gチップに相当する。
さらに、同社の5G RFICチップは28nm技術で集積されたベトナム初の無線トランシーバーチップで、完全な機能を備え、5G3GPP標準と互換性がある。
ベトテル社はまた、カスタマーサービス、金融、エンターテインメント向けの対話型AIアプリケーションをMWC 2024に持ち込んだ。ベトナム初のAIヒューマンである「Vi An」は、顧客とフレンドリーで自然な会話を交わした。
これらは、MWC 2024で展示されたベトテル社の技術エコシステムを代表する17製品のうちの2つである。同社がベトナム唯一のテクノロジー企業としてこの展示会に参加するのは今回で7回目となった。
「Future first(未来第一)」というテーマの下、ベトテル社の製品はネットワーク・インフラ、データベース、デジタル・プラットフォーム、未来技術の4つの主要グループに焦点を当てている。