中国の大手ディスプレイメーカーである京東方科技集団(BOEテクノロジー・グループ)は18日、フーミー3工業団地(バリア・ブンタウ省フーミー町)で端末機器製造工場の第2段階の建設を開始した。
このプロジェクトは、高解像度テレビ、コンピューター用スクリーン、電子部品、プラスチック部品(テレビやコンピューター用スクリーンの製造に使用)の組立・生産を目的としており、年間生産能力は1億3,470万個である。総投資額は約2億7500万ドル。
工場の第2段階が稼動すれば、年間生産額は約10億ドルになり、4,000人以上の雇用が創出されると期待されている。
BOEテクノロジー・グループは1993年に設立され、中国の大手ディスプレイメーカーで、主に液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどを製造している。
同社は2019年にベトナムに進出した。これまで、南部ドンナイ省「ニョンチャック II 工業団地」での工場を稼働させ、テレビやモニター、電子棚札、SMT回路基板の生産・販売を行っている。