ベトナム最大級のコングロマリットであるビングループはこのほど、オーストラリアに駐在員事務所を設立したと発表した。

同事務所開設の目的は、市場調査を行い、オーストラリアでのビジネスチャンスを探ることである。
2024年3月31日時点で、ビングループはオーストラリアにWipe Wickham Golf LinksとVinpearl Australiaの2社の子会社を所有している。前者はゴルフ場経営で、後者はホスピタリティと観光サービスを手がけている。
ビングループは最近、海外進出を強化している。特に、電気自動車の子会社であるビンファストは、東南アジア、北米、ヨーロッパ、西アジアなど様々な地域で事業を拡大している。
また、2024年6月初旬、ビングループはベトナムのハイフォン市にも新たな子会社を設立した。新子会社はVYHT Joint Stock Companyと名付けられ、資本金は14兆2,310億ドン。主な事業内容は不動産。