ベトナム自動車工業会(VAMA)がこのほど発表したデータによると、2024年6月にVAMA加盟企業の自動車販売台数は、全タイプ合計で2万6575台に達し、前月比で3%の微増、前年同期比で12%の増加となった。

具体的には、乗用車は19,944台で前月比9%増、商用車は6,419台で同12%減、特殊車両は212台で同21%減となった。
車両原産地別では、国産車は前月比8%増の12,962台となったが、輸入車は同1%減の13,613台となった。
市場シェアでは、トヨタが前月比3%以上減の5,178台で引き続きトップ。次いで現代が5,047台で前月比3%近い増加。フォードは3,307台を販売し、3位を維持した。以下、三菱(2,913台)、起亜(2,874台)、マツダ(2,562台)、ホンダ(1,381台)と続く。
統計総局のデータによると、2024年6月の自動車生産台数は27,200台で、前月より200台増加した。2024年上半期の自動車生産台数は約14万4,000台と推定されている。
業界の専門家は、登録料優遇措置第4弾に関する財務省の政令草案が実施されれば、近い将来、自動車の販売台数と生産台数の両方が増加し続ける可能性があると予測している。財務省の政令草案によると、2024年8月1日から2025年1月31日まで、登録料率は登録料に関する政令第10/2022号に規定された率の50%となる。
さらに、政府は6月17日、政令第65号/2024/ND-CPを公布し、2024年5月、6月、7月、8月、9月の課税期間について、国内で生産または組み立てられた自動車に対する特別消費税の納付期限を延長することを決定した。延長期間は2024年11月20日まで。