製造業ニュース 2023年06月21日03:12

多摩川精機、北部クアンニン省で新工場建設に3500万ドル投資

クアンニン省からの情報によると、多摩川精機株式会社は3500万ドルを投じ、自動車・航空機用センサーの製造工場を「アマタシティ・ハロン工業団地」(=Song Khoai 工業団地)で建設する計画だ。

多摩川精機、北部クアンニン省で新工場建設に3500万ドル投資

同省は6月中に本プロジェクトの投資証明書を発給し、7月中に敷地の引き渡しを行う。一方で、多摩川精機には工場の設計計画や環境影響評価報告書作成等の手続きを9月末までに完了させる義務がある。

建設開始は10月中の見通しで、投資家の提案より2カ月早くなる。

長野県に本社を置く多摩川精機はセンサー・モーター・航空・宇宙・防衛関連の製造を行う精密機器メーカーとなる。二次元・三次元位置・角度センサーの両方を開発・製造できる世界でも数少ないメーカーの一つとして、三菱重工業、川崎重工業、富士重工業、三菱電機、NEC、東芝、日立製作所、松下電子工業、トヨタ、ホンダ、防衛省、宇宙航空研究開発機構等と提携している。

「アマタシティ・ハロン工業団地」はタイのアマタ(Amata Corporation PCL)により投資・建設されている。敷地面積が714ヘクタールで、投資総額が3兆5000億VND(約210億円)を上回る。本プロジェクトは5段階で実施され、2026年までに完了する見込みだ。

Doanh nghiệp hội nhập / Translator: Thùy Trang
シェア

今すぐ登録すると、さらに詳細な情報が閲覧できます。