南東ゲアン経済区の管理委員会はタイ太陽電池メーカーのルナジー(Runergy PV Technology)に、単結晶シリコンロッドと半導体ディスクの製造工場建設プロジェクトに対する投資証明書を交付したと発表した。
本プロジェクトの土地利用規模は28.6ヘクタール超で、うち製造工場の面積が約15.6ヘクタール、裾野産業エリアの面積が約1.3ヘクタールだ。投資総額は約7兆ドン(約2.93億ドル、約418億円)に達する。シリコンロッドの設計生産能力は1万4635トン/年で、 182mm半導体ディスクの設計生産能力は9億9,500万枚/年となる。
2023年6月から10月まで工場建設や機械設備の調達を行い、11月から試行稼働およびフェーズ1の生産を開始し、2025年6月からプロジェクト全体の稼働を予定している。同プロジェクトの運営期間は2071年2月26日まで認可された。
タイのルナジーは中国の太陽電池メーカーである江蘇潤陽新能源科技(ルナジー・ニューエナジー・テクノロジー)の子会社で、高効率太陽電池やモジュールの生産に注力している。7月7日、本プロジェクト遂行のために、ベトナムで「ルナジーPVテクノロジーベトナム株式会社」を設立した。