ベトナム最大の情報技術サービス会社FPTコーポレーション傘下のFPTソフトウェアは、日本の自動車・オートバイ用速度計メーカーである日本精機と提携を締結した。

覚書によると、FPTソフトウェアはソフトウェア開発を担当する一方、日本精機はハードウェアリソースをグローバルに提供する。FPTソフトウェアはプラットフォームの構築及びメーター製品に向けるアプリケーションの開発から開始する。同社はMBD/ Matlabエミュレータ、CGI等の最先端テクノロジーを適用する。
覚書の調印に先立ち、日本精機は5月と6月にFPTソフトウエアのテクノロジーキャンパスを2回訪問した。日本精機はFPTソフトウェアの規模と技術能力を高く評価した。この際、FPTソフトウェアは覚書の調印につながる重要な前提となった協力計画を提案し、日本精機からの賛成を得た。
FPTソフトウェアは、自動車技術を専門とする3,800人以上のエンジニアとエキスパートを擁しており、現在、日本、韓国、EUの数多くの有名な自動車メーカーのパートナーである。一方、日本精機は、自動車およびオートバイのスピードメーターとヘッドアップディスプレイ(HUD)市場における世界的なリーディングカンパニーである。