7月6日、ビンズン省のグエン・ヴァン・ロイ党書記は、三谷産業株式会社取締役会長兼兼北陸ベトナム相互企業進出促進協会会長の三谷充氏と投資促進に関する会談を行った。

三谷産業株式会社は、11月にベトナムにおける投資機会を探るための調査を実施する予定である。同社は1928年に設立され、化学、プラスチック、エレクトロニクス、情報システム、家電、エネルギーなどさまざまな分野で事業を展開している。1994年にベトナムで事業を開始し、日本の品質基準を維持することに注力している。
一方、現在ビンズン省では65の国と地域からの4,120の外国投資(FDI)プロジェクトがあり、総登録資本金は400億米ドルを超えている。その中で、日本は344のプロジェクトで第2位で、総登録投資資本金は約60億米ドルに達し、同省の総FDI資本金の15%を占める。
ビンズン省のグエン・ヴァン・ロイ党書記は、三谷産業のビンズオン省への進出に対して高い評価を表明した。三谷産業の技術、金融、国際市場ネットワーク、経営管理能力などの強みとビンズオン省の優位性を組み合わせることで、双方に大きな利益をもたらすと期待されている。