アムコーのバクニン工場は3つのフェーズに分け建設されている。投資総額は16億ドルに達する。
半導体大手のアムコー(Amkor)のバクニン工場はイエンフォン II-C 工業団地に位置する。第1フェーズでは、投資金額が5億3000万ドルで、敷地面積が約23ヘクタールだ。8月に正式稼働開始した。
同社は現在、約1061人の従業員・労働者を雇用し、うちベトナム人が938人いる。これまで、4社の顧客と取引を成立させ、最初のバッチを輸出した。また、6社の顧客と交渉中だ。
アムコー・テクノロジーは1968年に米国と韓国が共同で設立した。半導体製品を生産する初の韓国企業である同社は韓国の半導体業界の草分け的な存在だ。バクニン工場は同社の持続可能なグローバルネットワークにおける重要な拠点であり、ベトナム半導体業界のエコシステムの形成・発展にも大きく貢献できると、強調されている。