統計総局によると、新規登録資本金、調整登録資本金、外国投資家による資本拠出および株式購入額を含む2024年上半期のベトナムへの登録海外直接投資(FDI)総額は、前年同期比13.1%増の約151.9億米ドルに達した。

特に、新規登録資本金は1,538プロジェクト、登録資本金は95.4億米ドルで、前年同期比でプロジェクト数は18.9%、登録資本金は46.9%増加した。
このうち、加工製造業が最も多くの新規FDIを誘致し、登録資本金は68.3億米ドルに達し、新規登録資本金全体の71.6%を占めた。不動産業は18.9億米ドルで19.9%を占め、その他の業種は8.176億米ドルで8.5%を占めた。
2024年1~6月期、ベトナムで新たに投資プロジェクトを認可された57の国と地域の中で、シンガポールは40.1億米ドルで最大の投資家であり、新規登録資本総額の42.1%を占めた。次いで、香港の11.8億ドル(12.4%)、中国の10.1億ドル(10.6%)、日本の9.79億ドル(10.3%)、トルコの7.3億ドル(7.7%)、台湾の5.29億ドル(5.6%)と続く。
新規登録資本金と既認可プロジェクトの調整登録資本金の両方を含めると、加工製造業へのFDI額は103.7億米ドルに達し、全体の76.9%を占めた。不動産業は19.9億ドルに達し、14.8%を占め、その他の業種は113万ドルに達し、8.3%を占めた。
注目すべきは、1~6月期にベトナムのFDI実行額は108.4億米ドルと推定され、前年同期比8.2%増加したことである。これは過去5年間で上半期のFDI実行額の最高額である。このうち、加工製造業が86億米ドルで、FDI実行額の全体の79.3%を占めた。不動産業は10億ドルで9.3%、電気・ガス・温水・蒸気・空調の生産・配給業は4億1800万ドルで3.9%である。