7月11日、東南部地方ドンナイ省工業団地管理委員会(DIZA)は、換気装置製造プロジェクトおよびテレビ生産プロジェクトに対する投資証明書を授与した。登録投資総額は3000万ドルに及ぶ。
うち、ドイツのジール・アベッグ(Ziehl-Abegg)は2000万ドルを投じ、同省ニョンチャック2(Nhon Trach 2)工業団地の敷地面積14000平方メートルに換気装置を製造する工場を建設する。同社は1910年に設立され、ドイツにおける換気設備の大手製造メーカーの一つだ。
一方で、世界3位のディスプレーメーカーである中国のHKC(恵科)は1000万ドルを投じ、テレビやスクリーンを生産する工場を建設する。
DIZAによると、7月5日まで、各工業団地への海外直接投資(FDI)額は6億8268万ドルで、2023年の計画の97.5%に達した。うち、新規認可案件数は37件で、新規登録投資額が1億4464万ドルとなる。増資案件は52件で、増資額が5億4577万ドルとなる。
同期間で、ドンナイ省全体は約2.2兆ドン(約9300万ドル、約130億円)のFDIを誘致し、2023年の計画の110%を達した。