CPUクーラーをはじめ、PCケース、電源ユニット、タブレット端末向けの周辺機器などの開発及び販売を行っている台湾のCooler Master（クーラーマスター）は、バクニン省における同社の工場への追加投資に関する投資登録調整証明書を取得した。今回の1億2500万米ドルの追加投資により、同工場への投資総額は2億米ドルとなる。
バクニン省におけるクーラーマスター社の工場はGia Binh工業団地に位置している。
第1段階では2025年第3四半期まで第1工場と第2工場の完成を目指している。その後、2025年第4四半期に機械の設置、労働者の募集、試運転を行い、2026年第1四半期に正式生産を行う予定である。
第2段階では、2027年第3四半期まで第3工場と第4工場の完成を目指している。その後2027年第4四半期に機械の設置、労働者の募集、試運転を行い、2028年第1四半期に正式生産に入る予定である。
現在、クーラーマスター社は中国恵州市に工場を構え、米国、オランダ、イタリア、フランス、ドイツ、ロシア、ブラジルなど各国に駐在員事務所を構えている。
