製造業ニュース 2024年09月15日15:46

ハノイ最大の産業クラスターを着工

ベトナムのT&Tグループはナムフックトー産業クラスター・第1フェーズを着工。投資総額は約7800億ドン(約3177万ドル)に達する。

ハノイ最大の産業クラスターを着工

ベトナムのT&Tグループはナムフックトー(Nam Phuc Tho)産業クラスターの第1フェーズを着工した。投資総額は約7800億ドン(約3177万ドル、約44億7500万円)に達する。敷地面積は41.7ヘクタールで、ハノイ最大の産業クラスターとなる。

T&Tは同産業クラスターを、グリーン産業を中心に多産業クラスターとして開発することを目指いしている。特に、ハイテクを活用し、高い付加価値を創出できる環境に優しい中小企業に焦点を当て、投資誘致を推進する。2026年6月までに建設完了し、稼働開始させる見込みだ。

この産業クラスターは国道32号線沿いにあり、ハノイ中心部や近隣地区へのアクセスが便利だ。

これに先立ち、T&TがシンガポールのYCHグループと提携し開設した、いわゆる東南アジアにまたがるスマート物流ネットワーク初の「スーパーポート」であるインランドコンテナデポ・ロジスティクスセンター「ICDビンフック」は稼働開始した。ICDビンフックは北部工業団地・産業クラスターの輸出入を網羅的にサポートすると期待されている。

1993年に設立されたT&Tグループは不動産開発を中心とし、異業種事業にも参入するコングロマリット企業だ。同グループ傘下に30社以上の子会社や関連会社があり、都市開発や金融事業、農産物の生産、エネルギー、ヘルスケア事業等を推進している。

Báo Đầu Tư / Translator: Thùy Trang
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