ベトナム南部ビンズオン省自治体は8件の投資プロジェクトに投資証明書を授与した。投資総額は合計18億ドル超。
26日、南部ビンズオン省自治体は8件の投資プロジェクトに投資証明書を授与した。それによる投資総額は合計18億ドルを上回る。
うち、不動産・都市開発に関するのは3件ある。
物流を手掛ける国際輸送貿易株式会社は5700万ドルを投じ、「ICDーラックバップ」ドライポート開設する。また、Sembcorpインフラ・サービス・ビンズオン PTE社は5150万ドルの投資を行い、倉庫・工場・オフィス賃貸事業を展開する。
残り3件は加工製造企業による投資プロジェクトだ。
・D.Mag精密はアルミニウムや鉄鋼等金属の加工製造工場を建設する。投資総額が1億2000万ドルだ。
・生地メーカーの台湾パイホン(百宏)は4億ドルを投じ、第2工場を追加建設。
・ブレーキ専業メーカーのテクトロ(Tektro)は総額3800万ドルの自転車部品製造工場を建設。
ビンズオン省ではこれまで4300件以上の投資プロジェクトが実施されている。投資総額は合計410億ドルを超え、対ベトナム海外直接投資(FDI)額の8.5%を占め、上位3位にある。