1月21日、中国の電動バイク大手メーカーであるヤディア・グループ・ホールディングス（雅迪集団）傘下のヤディア・ベトナムは、総投資額約1億米ドルの電動バイク製造工場の建設を正式に開始した。
バクザン省のタンフン工業団地に位置する同工場は、ヤディア・ベトナムの同省で2番目の工場だ。これに先立つ2019年、同社は同じくバクザン省内のクアンチャウ工業団地に1番目の電動バイク製造工場を設立した。
タンフン工業団地にある新工場の面積は23万2,000m2以上、年間生産能力は200万台で、クアンチャウ工業団地にある1番目工場の4倍の生産能力となる。また、新工場は2025年に完成・稼働する予定だ。稼動開始後は、約3,000人の従業員を雇用する見込み。
ヤディア・ベトナムによると、新工場は先進的な製造技術を採用し、自動化の組立ラインとロボットによる継ぎ目の溶接が特徴で、安全性が確保されている。また、工場内の製品搬送は自動コンベアシステムによって行われる。
