ビジネスニュース 2024年02月19日20:19

ビングループのサイバーセキュリティ子会社、欧州進出のため2000万ドルの資金調達を目指す

DealStreetAsiaによると、ビングループのサイバーセキュリティ子会社であるVinCSSは、今年10月に2000万ドルのシリーズB資金調達ラウンドを完了させることを目標としている。

ビングループのサイバーセキュリティ子会社、欧州進出のため2000万ドルの資金調達を目指す

同社は現在、Singtel Innov8、Gobi Partners、Kvision、Google、MonteCristo Capital AG、SWC Global、Bright Pixel、Boulevard Capital Partnersを含む7つの投資家候補と交渉中である。

「VinCSSは他の2つの潜在的な投資家とこの件について協議している。我々はNDA(秘密保持契約)を締結し、デューデリジェンスプロセスを開始している」とVinCSSの資金調達ディレクターであるハイ・グエン氏は語った。今回の資金調達ラウンドは、VinCSSのヨーロッパ市場への拡大を支援することを目的とした初の外部資金調達となる。

ハイ・グエン氏はまた、調達資金の20%はR&Dに、50%はアジア太平洋地域における今後3年間の年間収益を倍増させ、人材を採用するためのマーケティングに、残りの30%は他市場のサイバーセキュリティ企業とのM&A取引に使用される。

2018年に設立されたVinCSSはベトナム最大の私有企業であるビングループの子会社だ。情報技術システムのサイバーセキュリティ、アイデンティティとアクセス管理、サプライチェーンとロジスティクスのIoTセキュリティ、スマートカーのセキュリティなどの分野で製品を提供している。設立以来、ビングループはVinCSSに1700万ドルを投資している。

CafeF / Translator: Hoang Giang
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