計画投資省傘下の外国投資庁によると、2023年11月20日まで、対越海外直接投資総額は前年同期比14.8%増の288.5億ドルとなった。
そのうち、投資登録証が交付された新規プロジェクトは2865件(同期比58.1%増)、登録資本総額は164.1億ドル以上(同期比42.4%増)。
一方、資本調整のプロジェクトは1152件(同期比15.9%増)、追加投資資本総額は64.7億ドル以上(同期比32.1%減)。外国投資家による出資と株式購入取引は3166件(同期比4%減)、出資資本総額は59.7億ドル近く(同期比46.4%増)。
部門に関して、外国投資家は18/21の国家経済部門に投資している。加工製造業への投資資本額は209.7億ドル以上でトップ、全体の72.71%近くを占め、同期比40.2%増加した。不動産業への投資資本額は28.7億ドル以上で2位となり、全体の10%近くを占め、同期比で31.4%減少した。
地方について、外国投資家は全国の56の省・市に投資している。そのうち、一位はクアンニン省の約31.1億ドルで、全体の10.8%を占める。ホーチミン市は登録投資資本額が30.8億ドル以上で2位となり、全体の10.7%を占める。次いでハイフォン市、バクザン市、ハノイ市で、登録投資額はそれぞれ28億ドル、27億ドル、26億ドルとなっている。
投資相手について、ベトナムに投資している国・地域は110カ国・地域であった。シンガポールは約51.5億ドルの総投資資本で首位に立ち、全体の17.8%以上を占める。香港は43.3億米ドル以上で2位となり、全体の15%を占める。次いで韓国、中国、日本、台湾と続く。