市場調査 2024年01月10日23:19

【年始特別インタビュー】ベトナム経済と製造業 2023年の振り返りと2024年の展望

エミダスマガジンは、年始特別インタビューを通して、2023年の経済・製造業動向の振り返りと2024年の展望をお届けします。

【年始特別インタビュー】ベトナム経済と製造業 2023年の振り返りと2024年の展望

経済団体の代表に聞く

ベトナム日本商工会議所(JCCI) 会頭 木ノ下忠宏

2023年は進出日系企業にとって複雑な一年でした。JETROの2023年度海外進出日系企業実態調査によれば、在ベトナム日系企業の景況感は製造業、非製造業ともに全体的に鈍化し、黒字割合の減少、営業利益の悪化傾向が見られます。直接投資に関しては、日本の円安の影響を受けて新規投資案件の規模が減少しており、香港・中国の後塵を拝することとなりました。

JCCIにとって2023年は日越外交関係樹立50周年であり、また日越両国政府による投資環境改善の政策対話フレームワークである「日越共同イニシアティブ」の開始20周年となる節目の年でした。2024年3月の日越共同イニシアティブ次フェーズ始動に向けて、対等な立場で両国にとってWinWinとなるテーマを検討しているところです。

2024年は外需の低迷も底入れして、輸出向けの製造業の伸びも回復が期待されます。またこの10年の高い経済成長は落ち着きを見せるかもしれませんが、個人消費は比較的堅調であり、消費財の製造業や小売、個人向けのサービス業には事業機会があるものと思われます。日本企業の投資は、従来の輸出加工型製造業の新規投資から、消費市場への参入のための買収や事業拡張投資、さらにはベトナムの社会課題解決型のビジネスへと投資の比率が変化するものと思われます。日越共同イニシアティブでの政策対話を通じて投資環境がより整備され、新たな日本の投資を呼び込み、ベトナムの発展や社会課題解決に貢献できることを期待しています。

ベトナム経営塾クラブ 会長 チャン・ティ・トゥ・チャン

2023年はベトナム経済全般、特に製造業にとって厳しい年であった。暗い世界経済、インフレ対策のための金融引き締め、欧米をはじめとする世界的な景気後退リスクの影響を受け、消費と投資(特に世界的な不動産セクターへの投資)が激減し、国内不動産市場は凍結し、公共投資は低迷した。多くの企業が深刻な影響を受けており、受注を維持できた企業でも注文量が10~30%減少した企業も多かった。中には注文量が40~50%減少した企業もあった。

2022年には、世界的なサプライチェーンの混乱、原材料不足、輸送コスト上昇に見舞われる中で、企業が注文に応えるために原材料コストの上昇を自社負担するといった事態が見られたが、2023年にはその逆となった。サプライチェーンは安定し、原材料価格も下がり、輸送コストは通常レベルに戻った。しかし、注文はなかった。2022年に比べて、2023年はよりきびしくなった。

ただし2023年には、困難や課題のほかに、企業が発展するための多くの明るい機会もあった。例えば、ベトナムは9月、米国との関係を包括的戦略パートナーシップに格上げした。これはベトナムが主要輸入相手国である米国との経済関係を促進する絶好の機会となる。11月には日本とのパートナーシップを「アジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」に格上げした。これにより両国関係はさらに強化されるだろう。また、中国からベトナムへの直接投資が増加する傾向にある。23年1~9月における中国の対ベトナム直接投資資本は韓国と日本の対ベトナム直接投資資本を上回り、シンガポールに次ぐ第2位の投資国になった。中国が世界有数の製造工場である現在、この投資シフトには注目すべきだ。

2024年の見通しについては、第1四半期の後に在庫が減少し、第2四半期には回復し始め、第3四半期からは再び繁栄に転じると予想している。しかし、企業に対するアドバイスとしては、自社の業界に影響を与えるような、世界における新たな不測の変化に適応できるよう、柔軟なリスク軽減計画を持つべきである。

2024年は、政府が後押しするマクロ経済状況の下、企業にとって多くの機会がもたらされるだろう。まず、政府は引き続き、金融緩和、金利引き下げ、優遇政策パッケージの提供など、企業支援に積極的に取り組んでいる。また、外国直接投資は増加し続けており、中国からベトナムへのシフト傾向は、シンガポール、韓国、日本からの伝統的な資本フローの回復とともに続いている。これらはすべて、製造業で強力な資本フローを持つ国々である。さらに、輸出市場は改善の兆しを見せ始めている。特に欧米市場の回復が顕著である。2024年の輸出成長率は力強く回復すると予測されている。

その一方、企業が向き合わなければいけない課題も多い。世界の市場金利は高く、すぐに冷え込む兆しはない。各国は金融引き締めを続けており、消費者需要の回復が遅れている。また、戦争や貿易摩擦が続き、世界のサプライチェーンが混乱し、消費者の需要に影響を及ぼしている。そして、中国企業のベトナムへのシフトが加速し、ベトナム市場の競争相手がますます増えていくことも注視すべきだろう。

Vietnam Japan Open Innovation Network(VJOIN) 創設者 カオ・ミン・ヴィエット

2023年、ほとんどの製造企業は、半導体業界を皮切りに他の業界にも波及する、受注数の減少による収益の減少という困難に直面した。企業は徐々に生産拡大に慎重になり、現在の事業の維持と改善に重点を置くようになった。日本企業については、この間、ベトナム市場に進出する際の主な目的は、依然として自社製品を販売することであった。日本の内需が弱まっているため、海外市場に進出するためのリスクや高いコストを受け入れることを厭わないのである。

2024年は、いくつかの面でより積極的な変化があるだろう。ひとつは電気自動車(EV)の分野である。EV の発展とともに、それに関連する部品の調達需要が増え、この業界の企業の成長を刺激するだろう。2つ目はエネルギー分野である。ベトナム第8次電力計画によると、ベトナム政府は電力の直接取引に関する規制を緩和した。それに加えて、再生可能エネルギーの開発も重要視されている。これは、外国人投資家への刺激となる。彼らはベトナムの再生可能エネルギー部門への投資を加速し、国内企業の潜在的な顧客となるだろう。3つ目は、日越関係の強化だ。2023年11月末、ベトナムと日本は「アジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」に関係を格上げした。これは、両国間の企業が、引き続き積極的に互いの協力と貿易活動を拡大するための重要な前提となるだろう。日本企業がベトナム市場により多くの投資を行うことが期待されている。

VJOINは、ベトナムと日本の企業、研究者、専門家をつなぐ機関として、ベトナムと日本の企業間の協力がより実質的で広範囲なものになることを願っている。日本企業はテクノロジーと人的管理に強みを持っている。この2つは、ベトナム企業が学びたいことでもある。しかし現在、日本企業はベトナム企業との技術協力にはまだかなり慎重である。その理由の一つは、ベトナムでは知的財産権保護の意識がまだ低く、日本企業がベトナムとの協力で技術を失うことを恐れていることである。

このような背景から、ベトナムのビジネス環境が引き続き改善され、日本企業が知識や経験をオープンに共有できる好条件が整うことが重要である。同時に、ベトナム企業も技術保護に対する意識を徐々に高め、前向きで持続可能な協力環境を作り出していくことが必要だ。私たちは、同感と共有が進歩と革新を促進し、企業だけでなく社会や国にも大きな利益をもたらすと信じている。

製造業企業の代表に聞く

HIROTA PRECISION VIETNAM VINH PHUC CO., LTD. 廣田厚志

◆金属製品製造 

https://hirota-vp.com/

2023年、世界各国の銀行破綻などで、世界経済成長率が減少しました。ベトナムも影響を受け、輸出入額が減少、不動産関係の社債問題を始め、GDP目標も下方修正したように、景気悪化で多くの一時休業や倒産した会社が発生しました。それにより国内需要が減少、弊社も年半ばより受注が20%程落ちました。同時に経済状況悪化の他国からも、企業進出が加速、競争激化と共に、日本との為替の影響が更に追い打ちをかけました。 現在、観光業の改善、インフレ率の鈍化、年末年始・テト需要、日本との為替の改善等で、景気・受注回復、新規注文が始まっております。2024年はRCEP やACFTA などで貿易促進による改善と共に、更なる競争激化が予想されます。差別化や付加価値化を検討しつつ、需要の緩急に合わせ、コスト改善、省人化、生産効率改善、人材育成、新規設備投資などを進める予定です。夏には再度の電力不足が懸念されるので、安全在庫や事前の生産調整が必須と思われます。

多様に変化する市場を見極め、最適化を図りつつ、自社の強みをより引き出し、今後成長する需要を逃さず、いかなる状況でも確実に結果が出せる一年にして参りたいです。

Okamoto Engineering Vietnam 岡本牧人

◆自動旋盤加工を主とした精密切削部品製造販売 

http://www.ok-okamoto.asia/

2022年後半からの世界的な景気減速を受けて始まった2023年、いつ回復してくるのか見えないままそのまま終わってしまった印象です。特に弊社でも半導体関連部品の生産が大きく影響を受け、人員や設備の調整を余儀なくされました。また、2022年のロシアのウクライナ侵攻や2023年のパレスチナ情勢緊迫化等、激変している世界秩序の中にあって、レジャー製品の部品を主に製造している弊社としてはこれらの世界情勢は常々憂慮しないといけない状況でした。しかし、これらの緊迫感もあり、2023年はこれらの様々な変化にしっかり対応できる下地づくりをDX 化や仕組みづくり、改善活動を通して進めることができた年でもありました。設備投資についてもJETRO の海外サプライチェーン多元化等支援事業に採択されたこともあり、過去最大数の加工機を購入し、工場も2棟目を現在整備中で、ベトナムへの投資を積極的に進めることができました。2024年は紛争や対立がなくなり、世界中でレジャーに勤しめるような年になってほしいと願うばかりです。

VIETNAM NAGASHIMA CO.,LTD. 永嶋茂

◆プラスチック成形製造業 

https://vietnamnagashima.group/

ほとんどの工場がそうと思いますが、2023年は生産が落ち我慢の年になってしまいました。資金繰りの調整、無駄の排除や効率改善をできるだけ進め何とか乗り切ることができました。既存案件が低調ながらも、幸い新規客先からの引き合いや立ち上げが増え、2024年は2023年よりも売上の上がる見込みとなっております。景気が悪くとも人件費は少しずつ高騰、家賃や電気代も少しずつ高騰していく中でできることは「安定した生産供給ができる管理体制」と「既存、新規客先への継続的なPR」と思っております。

2024年の課題にも繋がりますが、キャパシティと品質が一定以上下がらないようセクション毎に目標値を設定していくことで現場や管理部署の不安要素を少しでも無くしていきます。

ALPHA AUTOSYSTEM CO.,LTD 米本慶太

◆設備製作・機械加工 

https://alpha-as.com.vn/

弊社にとって2023年は、変動の大きな1年となりました。会社設立から3年が経ち、1年目はコロナ、2年目は円安と厳しい条件や変動を乗り切り、何とか2023年4月から新しい工場に移る事が出来、現場環境や設備も改新され、ビジネスを飛躍させる環境を整えた1年となりました。

しかし、業界としては、ベトナムや日本の景気が良いとは言い難い状況が続いており、個々のお客様を見ると、2022年よりも売り上げが減っているお客様がほとんどの状況です。ただ弊社としては、新規のお客様や案件の獲得に注力し、異業種や今までに対応しなかったような案件による特需等もあり、何とか売り上げベースでは2022年を超える事が出来ました。

弊社は、ベトナム国内向けの自動化設備の設計製作と日本向けの機械加工部品の販売を柱としてビジネスを展開させて頂いておりますが、お客様は、ほぼ全て日系企業及び日本の会社様になるため、2022 年からの円安の影響は非常に大きいです。日本企業のベトナムへの投資や製造依頼も為替の影響がかなり大きいかと思いますが、直近は、日米の金利差も少し縮まっているので、2024 年は円高の方向に動きベトナムへの投資や景気が活発化して欲しいと期待しております。

ビジネスを始めて3年経ち、毎年異なる試練や変動が訪れるので2024年も何があるか分かりませんが、変動に対応出来る柔軟な会社を目指し、様々なお客様や社会に貢献できる会社を築きたいと思います。

Takase Molding System Vietnam Co.,Ltd 高瀬喜寛

◆金型、プラスチック成形 

http://takasekanagata.co.jp/

2023年の金型・プラスチック業界は、2022年終盤から続く不況の煽りを受けた企業が多かった印象です。コロナによる行動規制の影響は無くなりましたが、それ以外の様々な影響により、結局コロナ禍前の水準にまで売上や利益が回復していないという企業が少なくないというのが現状だと思います。そして、2023年がたまたまそういう年だったと言うよりは、「今が時代の変革期であり2024年以降もこのような状況が続く」という可能性も視野に入れた方が、賢明かもしれません。

この難しい時代に我々のような中小企業が事業を続けるためには、世の中のニーズに応えられる企業にならなければいけません。弊社の場合プラスチック成形を生業としていますが、同業他社との安売り競争をしていては生き残ることはできません。例えば、これまで切削品やプラスチック以外の材質を使っていたお客様に成形品を提案すれば、コストダウンだけでなく原料や電力等の無駄の排除に協力することもできます。これからは、そのような独自の営業戦略を取れる企業にならなければいけません。そのためにはより広くて深い知識や知恵を得るための努力が必要になりますが、日本本社・ベトナム子会社一丸となって取り組んでいけば、きっと実現できると信じています。

An Mi Tools Co.,Ltd レ・ホン・フォン

◆切削工具、治具類等の製造・販売 

https://www.anmitools.com/

2023年の前半のベトナム経済は、二輪車業界、自動車部品業界、工作機械部品業界など好調にスタートしました。しかし2023年後半は、円安ドル高、原油高などの影響で急速に設備投資が減少して、ベトナム経済は悪化し、特に日系の切削加工専門会社の多くが3~4割の減産体制になりました。ベトナム政府も当初、GDP +7%台の予測でしたが、後半から+5%以下に下方修正している状況です。

弊社の切削工具、機械ホルダー工具、治具類の受注状況はベトナム経済に比例して2023 年後半は急速に悪化しました。その一方、営業活動を活発化させて、スマートフォン生産用の専用治具の大量受注や、ベトナム軍への切削工具特需がありました。弊社の2023年の売上金額は当初計画より少し落ち込みますが、前年比42%増の1500万USD(約21.3億円)の着地見込みです。

弊社は2023 年前半から南部支店&工場の拡充のために大規模な設備投資を行いました。ホーチミン工場建屋の3倍拡張工事、新規設備の3倍増強、人員の大幅増員(+11人)を行いました。結果としてホーチミン工場の生産能力3倍計画が遂行できました。弊社の競合である日系の工具商社は、円安ドル高の影響で日本製切削工具が軒並み3~4割安くなり、2023年はかなり苦戦を強いられました。

2024年の工作機械部品業界の景気は、前半まで悪いと言われていますが、後半からは盛り返す見通しです。弊社では、2024 年はいよいよ海外販売の元年として、切削工具類の海外販売も加わります。年間売上高は2023年度の2倍、3000万USD(約43億円)を計画しています。

VINSON PLASTIC CO.,LTD トー・タイン・トゥン

◆化粧品プラスチック包装製品等の製造 

http://vinsonplastic.com.vn/

2023年を振り返ると、プラスチック成形業界は多くの困難に直面していた。新規受注はほとんどなく、2022年の受注残が主な収入となり、前年比10~15%程度の減収となった。さらに、米ドルが5~10%上昇したことで、海外から原材料を購入する当社の投入コストはさらに上昇した。

2024年には景気が少し回復するかもしれないが、全般的に厳しい状況は24年末まで続くと予想されている。このような状況に対応するため、2024年はプラスチックフィルムのチューブ包装やアルミフィルムなど新製品を開発することで、製品の多角化を計画している。また、あらゆるビジネスチャンスを生かすため、小口注文の受注拡大も検討する。これは困難を克服するだけでなく、市場での地位を拡大し、強化するために非常に重要なことだと思う。

JAT AUTO PARTS & INDUSTRY EQUIPMENTS PRODUCTION JSC チャン・ズイ・ニャット

◆自動車・二輪車の部品製造 

http://jat-autopart.com/

2022年の世界経済の変動は、特に下半期において当社に大きな影響を与えた。2023年初頭から計画していた新規設備投資も延期を余儀なくされ、2024年に移行した。当社は、何が何でも投資しようとするのではなく、よりリソース・マネジメントに重点を置いている。顧客については、欧米市場が景気後退から最も大きな影響を受けており、最大で50~60%の大幅な減少となっている。逆に日本の顧客は影響が少なく、平均15~25%の減少にもかかわらず安定を維持できた。当社は新規顧客の開拓に努めていたが、最終的な発注決定には1~2年かかるかもしれない。

2024年にはロシアとウクライナの戦争が終結し、エネルギー危機が解消され、事業環境が好転することを望んでいる。総需要が増加し、一部の主要な顧客からの受注が回復することを期待している。

当社の2024年の計画は、ビジネスモデルを無駄がなく効率的で迅速に変化できるものへと転換し続けることだ。まずは業務プロセスの構築と標準化に重点を置き、次いでデジタル化を促進する。しかし、計画の柔軟性を保っており、実際の状況に応じて事業戦略を見直す予定だ。

JK VIETNAM INDUSTRIAL JSC レ・ミン・ドゥック

◆精密機械部品の製造 

https://jkvn.com.vn/

2023年は世界とベトナムの経済情勢は非常に厳しく、受注は前年より減少した。23年の売上高は安定したが、期待された成長には至らなかった。しかし、新市場からの潜在的なチャンスを見出し、競争力を拡大するために新製品を開発できた。

中国との競争から圧力を受けている状況下で新規顧客の価格要求を満たすためには、現行システムのコスト最適化が非常に重要であると見ている。2023年から2024年にかけては無駄なコストを削減し、価格競争力を向上させるためのイノベーションに注力していく。

当社は2023年、改善案を実施して数十億ドンを節約できた。この経験を生かし、2024年も引き続き改善を推進することを決定した。同時に、変化の時代における多様性と弾力性を確保するため、新たな産業を開拓・拡大する。

Tomeco Mechanic - Electrical Service ヴ・ティ・クイン

◆工業用ファンの設計・製造 

http://tomeco.vn

一般的に、2023年のベトナムの経済状況は多くの困難を抱えた。投入資材価格、輸送コスト、電力価格などすべてが上昇する傾向にあり、企業の生産コストの増加につながる一方、販売価格は低下する傾向にあった。特に建材、不動産、鉄鋼、セメントといった分野では、一時的な生産停止や控えめな生産を余儀なくされる企業が相次いだ。これらはすべて、当社の主要な顧客である。

顧客と契約を結んでいながら実施できていないプロジェクトもあった。この1年間で受注量は約15%、受注総額は約30%減少した。ただ、多くの困難に直面していたからこそ、当社が新たな成長期を迎えるために必要な資源を準備する時だと考えた。そのため機械設備をアップグレードしたり、業務に必要なプロセスを完成させたりした。その一方で、従業員規模を維持できた。また、全員が新しい時代に適応できるよう、専門能力と必要なスキルを向上させる機会を設けていた。

2024年の経済は、特に工業生産、鉱業、加工製造業、建設資材業などの業界において、多くの課題に直面し続けると予測されている。時代の変化と挑戦に直面する中、品質が事業の持続的発展を左右する重要な要素であることを認識している。そのため当社は今年、国内外の優秀な専門家やパートナーとの共同研究開発を推進する。

当社の目標は、4.0技術プラットフォーム上で、卓越した技術的特徴、高効率、省エネを実現し、インテリジェント処理を備えた産業用ファン製品をお客様にお届けすることだ。さらに、新市場の開拓を進めるとともに、経営管理を強化して経営効率を高めていく。

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