12月期のベトナム国内自動車生産は約3万8000台に達し、5カ月連続で増加、23年で最大の生産量となった。
統計総局によると、12月のベトナム国内の新規自動車登録数(国産車・輸入車を含む)は前月比1.1%増の4万5100台。2023年通年で新規自動車登録数は46万5178台に達した。内訳として国産車と輸入車はそれぞれ74.7%、25.3%を占めている。
国内生産自動車の動向
12月期のベトナム国内自動車生産は前月比4.1%増、前年同期比18.5%増の3万8600台に達した。5カ月連続で増加傾向にあり、23年で最大の生産量となった。
なお、23年通年の国産車台数は前年比12.3%減の約34万7400台にとどまっている。
輸入車の動向
国産車台数の増加傾向に対し、輸入車台数は直近2カ月で縮小傾向を示した。12月期の輸入車台数と輸入額はそれぞれ前月比13.5%減の約6500台、14.4%減の1億6500万ドルとなる。2022年同期に比較すると、輸入車台数と輸入額はそれぞれ70.7%減、62.4%減と大幅に減少した。
23年1~12月期において、輸入車台数と輸入額は32.2%減の約11万7778台、26.6%減の2兆8190億ドルとなる。トップの輸入先として、タイ、インドネシア、中国が挙げられている。