製造業ニュース 2023年12月05日15:36

台湾の光学部品製造業者、中部ゲアン省に1億2000万ドルの工場を建設計画

台湾の光学部品製造業者ラジアントオプト(瑞儀光電)はベトナム中部ゲアン省に1億2000万ドルの工場を建設する計画だ。

台湾の光学部品製造業者、中部ゲアン省に1億2000万ドルの工場を建設計画

ラジアントオプト(以下、ラジアント)は光学部品や導光板、液体モジュールなどの組立製造に特化する。アップルやフォックスコン、LGなどの戦略的パートナーとなる。現在、台湾と中国工場で生産を行っている。

同社はゲアン省VSIP工業団地で工場新設を検討中。使用土地面積が約8.2ヘクタール、投資総額が約1億2000万ドルに達する。2024年末に竣工し、操業開始を見込んでいる。

ゲアン省はベトナムの最も魅力的な投資先の一つとなっている。これまで14か国から131件の海外直接投資(FDI)プロジェクトを誘致し、登録資本金が計40億ドル近くに達した。うち、中国・台湾・香港の投資家による投資案件は52件あり、登録資本金が26億ドルを上回り、FDI総額の3分の2となる。

特に、Luxshare-ICT、ゴアテック(歌爾)、エバーウィン(長盈精密)、ジュテン(巨騰)、フォックスコン、ルナジー、山東創新金属科技、サニー(舜宇)という世界大手8社も同省に工場を開設・操業している。

2022年、ゲアン省は10億ドル近くのFDI額を獲得し、全国63省ランキング10位にある。2023年1〜11月期に獲得したFDI額は14億1000万ドルを突破した。

Báo Nghệ An / Translator: Thùy Trang
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