統計総局が2月29日に発表した報告書によると、2024年2月の鉱工業生産指数(IIP)はテト(旧正月)の連休の影響で前月比18%減少した。
そのうち、鉱業が3.5%減、製造・加工業が5.9%増、電力生産・配電が12.2%増、給水・廃棄物処理・廃水処理が2.5%増であった。
製造・加工業における指数の増加によりIIPが比較的高い伸びを示した地方はバクザン省(29%増)、フート省(27.6%増)、ハナム省(22.2%増)、タインホア省とクアンガイ省(22.1%増)、ビンフオック省(20%増)、キエンザン省(19.7%増)、タイニン省(16.9%増)であった。
一方、製造・加工業における指数の減少により、IIPが低い上昇率または減少を示した地方はラオカイ省(1.6%増)、バクニン省(15.5%減)、カマウ省(10.1%減)、クアンチ省(8.5%減)であった。
2024年2月1日現在の鉱工業企業で働く労働力については、前月同期比0.3%増、前年同期比0.5%減となった。そのうち、国有企業の労働力人口は前月と変わらず、前年同期比0.1%減。非国有企業はそれぞれ0.1%減、2.2%減。外資系企業はそれぞれ0.5%増、0.4%増であった。業種別では、鉱業が前月比0.2%減、前年同期比0.9%増。製造・加工業が同0.3%増、同0.7%減。電気・ガス・温水・蒸気・空調の生産・配給が同横ばい、同0.5%増。給水・廃棄物処理・廃水処理が同0.1%増、同1.8%増。