Company Introduction 12/10/2022, 22:56

金属部材供給のオールラウンダー　最高品質のグローバルな原材料

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Oristar JSC（以下、Oristar）は、ベトナムで信頼の厚い金属部材のトップサプライヤーであり、高品質な輸入原材料の供給からフライス加工、熱処理等の補助サービスまで、多彩なソリューションを提供している。

*The English version of this article will be updated soon

「最後まで品質に責任を持つ」

　Oristarはベトナム市場において、銅、銅合金、アルミ、アルミ合金、ステンレス、特殊工具鋼、鋼線、伸線ダイス、ニッケル、スズ等の各種金属原材料を提供している。これらの原材料は質の高い世界中のサプライヤーから直接輸入され、電気・電子、治具、金型、造船、航空宇宙、石油・ガスといったさまざまな工業分野で広く使われている。

　同社はドイツや日本、オーストリア等から輸入した近代的な専門設備を用いて、顧客の要求に応じたスリット加工、シート加工、バー加工等の加工を行う。

　Oristarはベトナムで大型のスリッター、切断設備を所有し、スピーディな加工速度や量の確保、高精度、安定性を保証できる数少ないサプライヤーの一つだ。スリット後の製品にはバリがなく、順送プレス加工で最も重要な要素である材料の平坦性を確保する。自動PLCプログラム装置システムによるシート/管/バーの処理、丸鋸による連続切断により、各工程で美しい断面と安定したサイズを保ちながら、大量のシート切断加工を実施できる。

　卓越した原材料処理能力と広大な最新倉庫インフラを備えるOristarは、常に種類豊富な材料と安定した在庫を確保し、少量から大量まであらゆる注文に短時間で対応できる体制を整えている（配送ポリシーは3時間および24時間以内）。

　「最後まで品質に責任を持つ」を方針として掲げるOristarの製品は、ERP品質管理システムやバーコード在庫管理システム等により管理・追跡が容易で、調達から出荷まで厳しく管理されている。顧客は、オンライン販売サイトのOristar E-commerce上で製品をリアルタイムで注文できる。QC部門は、顧客の手に商品が届くまで品質を保証するために常時厳しい訓練を受け、包括的な管理プロセスを徹底的に遵守している。

　Oristarは、自社が販売する原料が常にその原産および品質について明瞭かつ誠実であることを保証すると同時に、会社として顧客からのフィードバックを積極的かつ好意的に受け止め、各国の言語やビジネス文化に精通したカスタマーサービスチーム、経験豊富で仕事に対して高い責任感を持つ技術チームにより、品質およびサービスに関するすべてのクレームを解決することを約束する。

部材供給能力の多様化

　Oristarは原材料販売の商社としてスタートした。その一方で、Made in Vietnam製品を世界市場に投入したいという願望を常に抱えており、顧客に提供する部材ごとに付加価値を生み出すような研究、改善、新しい方向性を常に模索し続けている。その一環として、新しい事業であるフライス加工と熱処理を開始した。

　同社では日本から輸入したフライス盤システムによる4面/6面加工が可能で、精度、表面の光沢度を保証し、精密に加工された原料は高品質な素材として多くの機械加工工場、金型製作工場等へ提供される。ドイツから輸入された熱処理炉システムは最大処理量450㎏/回の真空炉（焼鈍、焼結、窒化）を備え、顧客の要望に合わせて原材料または加工後の製品の熱処理を引き受けている。

　ベトナムでは質の高い熱処理会社が少なく、特に加工前後で原材料を処理できる部材商社は非常に稀だ。その意味で、Oristarによる部材処理能力の多様化への投資は、まさにベトナム製造業界の現地調達化の実現において重要な貢献をしていると言えるだろう。

グローバルサプライチェーンの仲介者としてつながりを強化

　誠実さとたゆまぬ改善精神とともに歩んだ20年間の活動の中で、Oristarは原材料メーカーと顧客の双方と確固たる良好な協力関係を築き上げた。そして、透明性の高い一貫した情報を持つサプライチェーンにおいて、メーカーと原材料を使う顧客をつなげる橋渡し役として尽力した。

　メーカー側は顧客（在ベトナムの各工場）の使用目的とニーズを知ることができ、顧客側は自社で使う原材料の原産情報と品質が常に明確で保証されていることに安心できた。同時に、Oristarはサプライチェーンに張られたチェーンのように、世界的なトップ原材料メーカーから積極的に実務経験や知識を学び、顧客に対し専門的なコンサルティングを適時に行うことで、顧客の適切な原材料選び（品質保証、合理的な価格、安定した供給）をサポートしている。各注文に存在する貴重な知識と経験こそがOristarが蓄積を続ける「原料」であり、会社が「グローバル品質」を目指す一助となっている。

　2020年～2021年、新型コロナの影響によりグローバル供給・輸送活動の深刻な中断が生じたことで、輸入原材料の価格は上昇し続けた。Oristarは、一定期間内の販売価格の安定と在庫の確保を約束し、月/四半期ごとに定期更新した価格を通知し、原材料の供給と価格状況に関して常時対策を練って顧客との対話を続けることで、顧客の生産活動への悪影響を最大限抑えるよう努力した。

　Oristarはこの活動を長い間続けており、コロナ禍における自社のコミットメントをより確実にすることで、パートナーからの信頼がより強固なものとなった。Oristarは、数十年先を見据えた長期目標に基づく協力関係の構築を願っている。この20年間、Oristarが顧客およびサプライヤーと信頼の置ける取引を続けられた理由がそこにある。

将来へ向けた新しい一歩

　2020年、Oristarと10年近く協力関係にあった日本の鋼・非鉄金属商社である白銅株式会社が、正式にOristarの戦略的外国人株主となった。この協力により、Oristarの将来における地位、信用、発展能力が強化された。

　Oristarは部材商社としての役割を続けるだけでなく、ベトナムおよび周辺地域における信頼の高いトップレベルの金属材料処理センターであり、それはグローバルサプライチェーンにおける緊密かつ透明性の高い仲介者となる。同社は新製品の市場投入への調査、開拓を続け、同時にプロセスの改善、工場・設備への投資、人材育成の促進を絶えず行うことで、多様化する顧客のニーズにより良く、より迅速に応えられるような強力かつ揺るぎない企業力の獲得を目指す。

　長期的なビジョンと徹底したサポート保証により、Oristarはこれまでもこれからも、金属材料分野におけるすべての関係者に対して信頼の厚いパートナーであり続ける。